2010年を振り返って
ランニング雑感2010年の走り納めに、駒沢公園を走ってきました。
少し前までの天気予報では荒天になって、最終日まで走れないかとも思っていましたが、蓋をあけてみれば、最高の晴天。走れる幸せに感謝してラストランを。思いがけずラン仲間にも遭遇でき、素敵な締めくくりになりました。
今年最後のラン記録をJogNoteに記録しながら、2010年のラン生活を振り返ってみました。
序盤は全く持っていいところ無し。
前年のつくばマラソン後のバーンアウトから、暫く走ることからも離れていて、ようやく復活して走った八王子駅伝で当然のごとく惨敗したのがスタート。明らかにトレーニング不足、重量オーバーでした。
そこから4月の長野に向けて短期間で身体を戻そうとしたツケが回って、長野の直前に故障。初のDNSという悔しい結果に。
そして5月の仙台国際ハーフ。故障を悪化させないために4月は全く走っておらず、脚の故障も完治しておらず、走力も戻っていないという状態で仙台入り。過去フルマラソンや2日連チャンのレースですら出したことのないようなラップにまで落ち込み、制限時間と闘うワースト記録を達成。
当然のごとく故障も悪化させ、そこから数ヶ月間を更に棒に振る羽目に。
(ちなみにこの状況を考えると「仙台は走るべきではなかった」と誰もがいうと思うんですが、仙台を走る決断をしたことは、実は今でも全く後悔していません。負け惜しみでもなんでもなく「走らなければ良かった」と頭をよぎったことがホントに一度もないんです。自分でも少し不思議ですが、、、。)
それでも夏の終わりからは徐々に復活してきて、世田谷区の5000m記録会、高野進ランニングクリニックの10kmタイムトライアル、そして世田谷246ハーフと、どれもまずまずの結果を残し、大分身体も戻ってきました。ベストには及びませんが、セカンドベストには値するランができるようになり一安心。
そして最後の締めは、12月、感動の奥多摩渓谷駅伝。
勝算は正直5分5分と思っていただけに、最後の最後に最高の結果、最高の感動が待っていました♪ 前半がくすぶっていたマイナスを補って余りある結果です。
故障と向き合いながらの1年間になりましたが、故障したことも悪いことばかりではありませんでした。やはり故障で走れなくなると、必然的に「自分にとっての走ること」の意味を改めて考えるようになりますし、その結果自分の走りと向き合えるようになります。
それにレースとかでも無茶をしないようにという意識が強くなるために、力みすぎずに8分程度で走りきる感覚や、今まで以上に突っ込まないようにペースを意識した走りをコントロールできるようになりました。
そして、何よりも、もし故障がなかったとしたら【迷わずつくばにエントリーしていた】、つまり【奥多摩駅伝を自分が走ることはなかった】のです(つくばマラソンは奥多摩駅伝の1週間前)。
もし故障していなかったらあの感動を自分で味わうことはなかった。
人生、何が契機になるか分からないものです(^^)。
そんなこんなで紆余曲折しながらも実り多かった2010年。
更新頻度もまばらなブログですが、お付き合いいただいた方には本当に感謝しております。
2011年も皆様にとって幸多き一年でありますようお祈りしております。
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