男子はたった一日で締め切りになってしまった仙台国際ハーフマラソン。
仲間うちでも申し込めなかったランナーが続出。
こりゃぁ、来年は制限時間上がるかもなぁ……。
などと思っていたのですが、たまたまホームページをみたら衝撃的な新着情報が!
何と来年は、『「仙台国際ハーフ」と「仙台市民マラソン」を総合し,約1万人程度のランナーが集う大会の開催を目指す』という案を検討中とのこと
公式案内はこちら。
http://www.sendaihalf.com/ja/detail.html?id=1298020177
うーん、まだ正式決定ではないとはいえ、ちょっと残念かな。
時代の流れは明らかに市民マラソン化の方向に向かっているとはいえ、別大といい、仙台といい、参加できること自体が一つのステータスともいえるような国際大会、エリート大会は、やっぱりランナーの目標としてそれなりに高いレベルを維持して欲しかったです。
それでも別大はまだ、3時間半という緩和されたとはいえそれなりに厳しい関門がありました。今年仲間内で参加したランナーも「憧れの」別大を走れたことが、本当に素晴らしかった、スタートラインに立っただけで感無量だったと、言っていましたが、それはやはり憧れの舞台だったからだと思います。
これが1万人規模のランナーが走るような大会だったとしたら、誰でも参加できるような大会だったとしたら、そこまでの感動はなかったんじゃないかと。
別大がもし来年以降もこの参加基準を続けたとしても、多分自分は走らないだろうな、と思っています。走るとしたら、サブ3を達成してカテゴリー2の参加資格を得たときだろうと。
カテゴリー3(3時間半の参加基準)で参加しても、それなりに感動し、それなりに充実して走って、「いやぁやっぱ素敵な大会だよね」と言って帰ってくることになるんだろう、とは思います。
でも、それはやっぱり「それなり」で、涙を流すような感動ではきっとなくて。
ちょっとやそっとでは届かないような目標にチャレンジして、それを乗り越えた結果手にした舞台、だからこそ味わえる感動ってのがきっとあるはずなんですよね。奥多摩駅伝の時の感動も、やはりあの厳しい制限時間があったからこそのものだったわけですし。参加することすら難しくなってきている最近の状況を考えれば、こういう大規模な大会が増えること自体は歓迎することだとは思いますが、だからといって、一方でこういう参加すること自体が目標になるような大会がどんどんと減っていってしまうのは実に残念なことです。
仙台に話を戻すと、これで去年の借りを返すには今年がラストチャンスになったということです。来年はない。あったとしても、それは自分が借りを返したいと思っているあの「仙台国際ハーフ」ではなくなってしまっている(可能性が高い)。
はは、何か逆に気合い入ってきたかも(^^)。何にせよ、今年の仙台に対する思いはまた一つ強くなりましたね♪
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私も同じ気持ちです。ステータスの高い大会に対する憧れで今の私のモチベーションが保たれているからです。仙台にフラッとエントリーしてしまったのは、この先自分は、一度も国際大会に出られないんじゃないかという寂しさ、不安が心をよぎったからです。もともと東京マラソンが狭き門だったので、じゃあ、実力で東京国際女子マラソンに出て、東京を走りたいと思ったのが国際レースに目覚めたスタートでした。その後、女子の大会は逆にハードルが上げられ、今は届かないかもしれない。でも、諦めずに高い目標に届きたいと思って走っています。いつか真琴くんもコレだという目標レースの出場がかなうといいですね。
2011 年 2 月 21 日 09:36 posted by みぎ姉
>みぎ姉さん
ですよね。
ここまで増えたマラソン人口を受け入れるための大規模大会が大会が必要というのも分かるんですけど、それを一過性のものにさせないための目標ってのも大事ですよね。しかも、こういうのって、単に厳しい制限時間を設ければいいってものでもない、じゃないですか。仙台にしろ、別大にしろ、長い時間をかけてステータスを築いてきたわけで、単に厳しい制限時間を設定した湘南国際マラソンのハーフが失敗しちゃったのは、やっぱり歴史がなかったっていうのもきっと要因ですよね。それだけに、せっかく築いてきた歴史を自分で幕を閉じてしまうというのは、つくづく残念です。
当面の目標はサブスリーで別大のカテゴリー2、ですかね。でもその後は一気にハードルが上がってしまうんですよねぇ。。。まぁ後のことは達成してから考えるか。みぎ姉さんも、いつか横浜国際、ぜひ狙っちゃってください!
2011 年 2 月 24 日 08:33 posted by 真琴