高野進ランニングクリニック3日目

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ランニングクリック第三回。

今日は体育館で座学からスタート。本日のテーマは、栄養講座。色々とためになる話はあったが、すぐに役立ちそうなのは、運動後の回復についてかな。運動終了後20分以内に炭水化物28g、タンパク質10g程度を摂取するのが、エネルギーの回復に効果的らしい。ちなみに、と、協賛で提供されているヘルシアウォータの成分を見てみるが、炭水化物・タンパク質はほとんど皆無。まぁスポーツドリンクというより、どちらかというとダイエット飲料だからな。では何がいいのかというと、タンパク質はサプリとかでないとなかなか用意するのが難しそうだが、炭水化物28gというのは100%のオレンジジュース200mlなどがちょうどいいみたい。ふむ、なるほど。単純な私は、しばらくオレンジジュースの消費が増えるかも。

その後の後半戦は、競技場に戻ってウォーミングアップをした後、インターバル練習。インターバルといわれると、学生時代の記憶のせいか、200mとか400mとかのショートインターバルの印象が強かったけど、1000mのロングインターバルでした。つなぎは200mのジョグ。今日のペースメーカーは東京農業大学の皆様。

最初の2回は4分40秒台から入り(すぐ後ろを走っていたBクラスが、最初の400mがほぼ同じペース、いやむしろうちらより速かったかも、というペースで入ってきて、おいおいとか思ってしまった。結局最初の1kmも5分を切っていたようだ。2回目以降は落ち着いたのかもしれないが。。。)、次の2回が4分30秒前後、その後4分15秒、4分10秒と順調にビルドアップし、最後1kmは前回同様4分切り。ラストの1kmはみんなペースを上げる上げる。ペースメーカーより前に出て引っ張る人も多数。みんな元気だ。でも、これだけペースを上げて終われると、やはり気分がいい。

一方で、身体はやっぱり正直だな。ちょっと速くなってきつくなってきたかな、と感じた回が4分15秒。やはり4分10秒台に突入した回からだ。20秒台のときとほんのわずかな差のはずなのに、敏感に反応する。やはりここが自分の身体の閾値のようだ。

1本目 4'41"35 (Interval) 1'22"64
2本目 4'46"23 (Interval) 1'25"03
3本目 4'31"62 (Interval) 1'17"03
4本目 4'31"33 (Interval) 1'26"71
5本目 4'15"62 (Interval) 1'18"56
6本目 4'09"19 (Interval) 1'20"23
7本目 3'54"97  

うん。前回同様日差しがかなり厳しかったが、気持ちよく走ることができた。ただ、インターバルというのなら、もう少しペースが速くてもよかったのかもしれないかな(特に序盤)。インターバル走のペースが、ペース走のときのスピードと似たり寄ったりでどうする、という気がちょっとした。まぁかといって、実際にこれ以上のペースだったらどこまで走れたのかってのは、また別の話なんだけれども。そもそも、前回・前々回のペース自体が、「ペース走?」という感じでもあったことだし。

今日は気分よく走れたことだし、懸念していたインターバル間のJogで集中力が切れることもなかったしで、普段自分一人ではなかなか走らないペースなだけに、これはこれで十分に有意義な練習にはなっていると思う。

さーて、次回はいよいよタイムトライアルか。そいえば10kmのタイムをとるのは、実に高校の時以来か。はてさて、どれだけ走れることやら。

高野進ランニングクリニック2日目

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ランニングクリック第二回。

前半は前回同様、ランニングフォームについての講義。前回も感じたのだが、高野先生の説明は例えが分かり易い。走ることを空気のいっぱい詰まったボールが弾む様子に例えてみたり、「短距離もランニングも跳躍も、力を向ける方向とストライドが違うだけで本質的には同じこと」など、いわれてみれば納得という説明が多々あって面白い。

それからフォーム練習は、今日は腕振りを意識した動き。相変わらずリズム感のない自分。スキップにあわせて方の動きを練習したのだが、タイミングが全く合わずにおかしな踊りになってしまう。我ながらまるでセンスが無い。

後半は今日もペース走。前回は30分の時間固定であったが、今日はクラスごとに距離固定。Aチーム7km,Bチーム6km,Cチーム5km,Dチーム4km,Eチームは各自の出来るところまでだが3kを目標に、ということになった。この距離の根拠は、大体30分前後で走れる距離とのこと。ん? 確か前回の30分走が、ほぼ7kmジャスト(+50m)。ということは、結局前回とほぼ同じペースということか。そうですか……。まぁ、頑張りますか。

と、最初は不安だったのですが、心配は無用でした。今日のペースメーカーは国士舘大学の陸上部員。スタートは1km4分50秒から入って、1kmごとに10秒ずつくらいの感覚でペースを上げていく(計算上、どこか一回は同じくらいのペースで走ったところがあるはずなのだが、忘れてしまった。後半はほぼずっと上げていたはずだから、最初の2kmかな? 今日もちゃんとラップタイムをとって走っていたのだが、メモリがいっぱいで保存し損ねてしまった。せっかくとったタイムが消えてしまい、悲しい……)。今日は、テーブルにコップを並べていてくれたので、給水の練習も一緒に行った。取るのはうまくいったけど、ゴミ箱の場所が近かったためほとんど飲めず、口を濡らしただけという感じだったけど。

にしても、今日驚いたのは、ペースメーカの学生さんのペース感覚。「1周1分56秒で入ります」と言っていて、1秒の狂いもなくそのタイムで400mを通過。陸上部員なんだから当たり前だろうという人もいるかもしれないが、何が凄いって、このペースっていつも彼らが走っているペースに比べてかなり遅いはずということ。身体に染みついているペースと全く違うペースでそれをやってのけたということに対して、素直に尊敬をしてしまった。

そんな感じで、途中タイムを読み上げる声に他クラスのランナーからどよめきが起こるのを聞きながら、最後は3分55秒まであげてゴール。前半ゆっくりめのペースだっただけに、後半このペースまであげたにも関わらず、前回より走り終わった後の疲労度がまるで軽い。走っている途中も、前回は私も含めて続々と脱落していったが、今日はほぼ全員が最後までついていっていた。やはり入りのタイムって大事なんだな。まぁこれはペース走ではなく、ビルドアップになってしまっている気もするけど……。ただし、7kmのタイムそのものは、実際に前回の方が速い。今日のゴールタイムは31分程度。1分〜1分半は今日の方が遅いので、疲労度についてはそれも加味しないといけないか。

それから今日感じたのは、1km4分20秒のペースまでは比較的余力をもって走れていたが、それを4分10秒のペースに上げたとたんに心拍数が一気に上がったのを感じたこと(心拍数は測っていないのでようは急に苦しくなってきたということ)。今の自分にとっては、ここがスピードの臨界点なんだろうな。この10秒の壁を越えられるかどうか。これからの課題ですな。

最後は、タイムトライアルと世田谷ハーフマラソンの優先出走権についての説明。抽選にはもう当選しているので、出場権自体はもう関係がないが、10kmの男女上位各2名に関しては、無料で出場できるとのこと。へぇ、それは頑張らないと……って上位2名なんて無理! Aクラスは今日のペースなら全員がついてこれてるんだぜ? ハーフマラソン1時間半切っているようなランナーだっているんだろ? そんなメンバーを押しのけて2位に食い込むなんて、考えるだけ無駄ですな。そんな特典のことはさっさと忘れて、地道に自分のペースで頑張りますか。申告通り4分半ペースの45分で。

 PS:しっかし今日は日差しがきつかった。普段は夜や朝の日の出ていない時間に走っているのだが、肌の弱い私は今日の2時間半で腕が完全にやけど状態。見事な腕時計焼けのおまけ付き。しかも前述したとおり、その時計は意味がなかった。ブログのタイトル通り、時計そのものを忘れてしまえばよかった。。。

たった2時間半で見事な腕時計焼け。うーん肌が弱い。

たった2時間半で見事な腕時計焼け。うーん肌が弱い。

高野進ランニングクリニック1日目(ペース走編)

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高野進ランニングクリニックの第一回練習会。

講義の後の後半戦は、レベルごとに分かれて、日本体育大学の陸上部員にペースを作ってもらいながらの30分間ペース走。レベルは無謀にも一番上のレベルで挑戦。無謀とはいっても、今の自分の10kmの予想タイムは45分くらいだから、クラス分け自体は間違っていないはずなのだが。ちなみに、当然というかなんというか、Bクラスの人数が飛び抜けて多かったですな。

※10km自己申告タイムによりクラス分けをしてトレーニングを行います。
※クラス:A(30分〜40分台) B(50分台) C(60分台) D(70分台) E(80分台〜)

最初にペース設定の相談。ペースメーカーの陸上部員さんが「1km4分ペースで様子を見ながら」というのを考えていると発言。いやいやいや。そんなの1kmでダウンです。もしかして、このクラスはみんなそれくらい走れるメンバーなのか? 不安を覚えるが、周りの方々も「それは厳しいっす」と反対意見続出。結局「1km4分半ペースで様子を見ながら」ということで落ち着いた。4分半なら想定通りのペース。この間のスピード練習でもそれくらいだったし、それならいけるでしょう。にしてもまぁ……。1km4分50秒の選手も、1km3分の選手も、10km30分〜40分台には違いないからなぁ、確かに。

てなことでスタート。うーん、実に十数年ぶりのトラック練習だ。2周半で1000mというこの感覚、芝生の中から通過タイムを読み上げる声、何だか色々と懐かしい。
てなうちに1000m通過。通過タイム4分22秒。……。う、嘘つき。まぁこうなるんじゃないかと、うすうす予想はしていたけどさ。

2000m通過は更に上がって4分16秒。おいおい……。

結局ついていけたのは、3000mまで。その後はずるずると差を広げられる一方。ついていった参加者も何人かいたけど、後ろから見ていると、その人たちも一人落ち、また一人落ちと、最後までついていけたのは3,4人くらいかな?

離された後はひたすら一人旅。前半飛ばしすぎて後半大失速というのは、いかにも何も考えてませんって感じで格好悪いので、自分なりにペースを落とさないようにと意地で頑張る。さすがに苦しいが、30分と時間が短いのがありがたい。離された3000m時点で、既に残り半分といったあたり。これくらいなら何とか持つ。

それにしても、ついていこうとしても突き放される、追いかけようとしてもつかまらない。この感覚も何だか妙に懐かしく感じる。もちろん普段走っている駒沢公園でも自分より速いペースで走っている人はいくらでもいるが、別にその人達とは一緒に走っている訳じゃないから抜かれても突き放されても、別に何も関係ないし。こういう一緒の練習をしている、でもその人達についていけない、というのがずいぶんと久しぶりだった。うーん、真面目に部活している気分だ。これはこれで悪くない。いや、走っている最中はめちゃくちゃ辛かったけど。。。

そんなこんなで30分終了。かろうじて7000mの通過は間に合った。

■最終結果

ラップタイム 通過タイム
1000m 4'22"36 4'22"36
2000m 4'15"97 8'38"33
3000m 4'16"46 12'54"79
4000m 4'14"40 17'09"19
5000m 4'16"46 21'22"26
6000m 4'16"88 25'39"14
7000m 4'13"00 29'52"14
7050m 10"80 30'02"94

おや?2000m以降、むしろ俺はちゃんとペース走できてるじゃないか。
後で聞いたところによると先頭集団は後半4'10ペース。30分終了時点で7200mだったらしい。150m差か。この化け物どもが。まぁ個人的にはこのペースで7km走れたのは自信になるか。

はてさて、次の練習会はどうするかな。このままのレベルで行くか、ひとつ落とすか。
普段こういうスピード練習はあまりできないし、たまにやったとしても自分との戦いになって挫折しやすいからな。こういう引っ張ってくれる存在があるっていうのは貴重な機会かもしれない。一つ限界を飛び越えるチャンスかも。とりあえずはもう一回このレベルでやって、その上でまた考えるか。
冷静に考えてみれば、これは世田谷246ハーフマラソンの協賛イベントであって、フルマラソンのための練習会じゃない。ハーフや10kmの練習会と考えれば、ゆっくり長くというのよりもスピードに重きを置いた練習をするのも悪くないかもしれない。

高野進ランニングクリニック1日目(講義編)

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世田谷246ハーフマラソンの協賛イベントでもある「高野進ランニングクリニック」に参加してきました。講師の高野進氏は、400mの日本記録保持者であり、バルセロナオリンピックのファイナリスト。今では末続慎吾選手のコーチであるといった方が通りがいいだろう。

どちらかというと練習会に興味があったというよりも、何回目かに行われるタイムトライアルで基準タイムを突破すれば(10km1時間以内)世田谷246ハーフマラソンの優先出走権がもらえるとのことで、そちらが主な目的ではあったのだが、内容も充実しているに超したことはあるまい。

それにしても会場となる大蔵総合運動場は噂通り辺鄙なところにある。用賀駅から歩いたのが、迷うは遠いはで散々だった。素直にバスを使うべきだったか。

 

開会式、準備運動の後、まずは講義が開始。本日のテーマは「正しい立位姿勢の作り方」。

基本は立ち姿勢をしっかりと(猫背にならない)。それから重心を前に持って行って走る。そのための前傾姿勢、それから脚を前に出すこと。後ろに蹴る力というのはほとんどいらない。腕振りは肘ではなく肩胛骨で(極端なところでは、腕振りをほとんどしているように見えず、肩胛骨だけでリズムをとっているランナーもいるとか)。などなど。

説明を受けた後、次はそれらを踏まえた具体的な実技講習。
うーむ、我ながら笑っちゃうくらいバランスとリズム感が悪い。

例えば、立ち姿勢をしっかりとするためのバランスチェック。
「これくらいはさすがに出来ますよね」と言われた第一段階(かかとを地面につけた状態で片脚を上げる、普通のバランスチェック)。膝を高く上げると、既に脚がプルプルと震えている。第二段階(つま先立ちで片脚を上げる)なんか言わずもがな。ものの数秒と持ちませぬ。

最近巷で流行の体幹ランニングですが、はい、私はその体幹が弱すぎますな。まぁ、逆を言うと、まだまだ伸びる余地があるということで+に考えますか。つうか、大昔の陸上部時代から体幹は弱かった気がするなぁ。。。だから当時もアップダウンに弱かったのか。

それから肩胛骨の動きを覚えるために、脚の着地と同時に肩を色々な方法で回す練習。。。自分では見えないので何とも言えないが、リズム感、というかタイミングが悪く、うまく脚と腕の同期が出来ている気が全くしない。

その後、すり足(ピッチ走法。身体を上ではなく前に持っていく)、キックアップ(ストライド走法。このとき地面を蹴るのではなく、足首をお尻に近づける動きの膝の曲げ伸ばしのみ意識すれば後は重心移動で自然と動く)など、などと、1時間近くみっちりと動きの練習を行った。

「脚ではなく重心移動で走る」とか「腕振りは肩胛骨で」とか、これ自体は最近は色々なところで聞く話ではるが、言葉で言われてもいまいちピンとこないだろう。今日みたいに具体的な実践練習として学べるのは良い機会だった気がする。

後半に続く。

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