シーズン開幕@高島平ロードレース

レース/大会

高島平・日刊スポーツ・ロードレース大会の20kmの部を走ってきました。
今年はつくばに疲労を残さないために湘南を回避。その代わりに20km/ハーフの記録狙いの大会は無いかということで選んだ大会。
ハーフで90分制限の湘南国際マラソンよりはちょっとだけ制限時間は緩いものの、陸連登録Only、20km90分制限のガチ大会です♪

会場でも、左を見れば青山学院大学の集団が、右を見れば駒澤大学の方々が、と、とっても刺激的な光景が広がっています(^^)。

コースは高島平の住宅街を1周5kmで4周回する周回コース。
そういえば周回コースのレースに出るのも初めてか?

レース展開

スタート。
ゼッケンごとのブロック分けは、エントリー時の所属チーム名のアルファベット順、50音順らしく、何故か「東京陸協」すら記載していなかったおいらは、最後方ブロックからのスタート(まぁ東京陸協もかなり後ろの方だったんで、結果は同じだったかもだけど、、、)。

最後方スタートのため、後ろから高速ランナーにあおられる心配は無かったけれども、その代わりに道が細いこともあってなかなか前に出れない。スタートラインまで26秒のロス、その後もしばらくは集団の中。まぁ、ここ最近の調子もイマイチなので、ムリは前に出ようとはせず、淡々と隙をうかがう。だんだんコースの右側(アウトコース側)が空いてきたので、そっちにでて自分のペースで。
おかげで、いつもなら最初の1kmは3分台で突っ込むところも、最初から予定通りの4分5秒に近いペースで走れる。

 

1周目。
今日の設定ペースはキロ4分5秒くらいで考えていましたが、そのペースで行けたのは2kmくらいまで。自分のペースで落ち着いたところを見ると、大体キロ4分10秒前後で推移していくことになりそう。

ペースの近い周りの7、8人のランナーを見回してみると(と言っても振り返ってはいないんで前方だけですが)、「おいおい、女性ランナーのほうが多いじゃないか!」。
ペースは落ち着いたといってもキロ4分10秒のペース。このペースで走れる女性ランナーがこれだけいる大会というのも、改めて新鮮な気分。

 

2周目。
給水は1周ごとなので5kmごと。ここ最近の至れり尽くせりの市民大会に比べると少なめ。おまけに今日はかなりの日差しで気温も高い。1周終わったばかりですが、1杯では足りず2杯もらって早速頭からかぶったり。
この辺りはさすがに女性ランナーもばらけてきて、男性ランナーに囲まれたいつものレースの雰囲気(^^)。相変わらずキロ4分10秒ペースを維持。

 

3周目。
脱水気味か? 喉のつまりが酷くなってくる。待望の給水地点。ようやっと回復できると、水を喉に流し込んだ瞬間、胃が(というか、喉がというべきか)全く受け付けてくれない。喉に刺激を与えた瞬間、むしろ症状は悪化。呼吸が出来なくなり、吐きそうになる。
実際、水分は大分吐き出してしまったか。それでも無理くり押し込んだが、どう考えても全然足りていない。

その後、ゴールまでずっと、途中で喉が詰まって失速して、その後何とか持ち直すというのをひたすら繰り返す。ペースもリズムもがたがた。

 

12km過ぎ。
後方から「先頭ランナー通過します」のアナウンス。「えっ? もう??」。
周回遅れにされること自体は織り込み済みだったけれども、まだ3周目の半分も来ていないのに。とか考えると、颯爽と駆け抜けていく青山学院大学の久保田君。あっ、出岐君は今日は出ていないのね。その後も、次元の違うスピードで続々と駆け抜けていく大学生ランナーたち。ふわー、ホント惚れ惚れしてしまうわ。

その高速ランナーたちに引っ張られるようにして、自分のペースも何とか持ち直す、、、せたと思っていたのですが、ラップを見るとむしろ落ちている。いや、実際、体感的に確実にペースは持ち直していたはず。てことは、ここで抜かれていなかったら、もっと酷いタイムに落ち込んでいたってことか。

 

4周目。
3度目の給水も、前周のときと全く同じ。水分は足りていないのに、喉に刺激を与えるのが却って逆効果。
給水の箇所に限らず、何度かホントに吐きそうなリアクションをとっていたので、周囲にいたランナーの方には(ばらけていたのでそんなにいなかったけど)、大分迷惑そうに見られていた気がする。。。
症状は長くは続かず、すぐに回復してペースを戻せていたのがせめてもの救いか。

それでも最終周回ということで、気持ちも盛り返せて3周目よりはペースアップ。
1周目に引き続いて、前方の女子ランナー比率が増えてきたので、1人ずつターゲットにして追いかける(どうせターゲットにするのなら、おっさんランナーよりかは女子の背中を追いかけたいですし(^^))。
なんだかんだ言って、瞬間的には失速はするものの、全体的なペースは周りに比べて維持は出来ている模様。抜かれることはほぼなく、1人抜いて、また次のランナーをターゲットに、ということを繰り返しながら、順位を上げていきました。

最後、辛いながらもスパートらしきものをかけてみて、ようやっとゴール。
何とか1時間24分は切れたようです。

最終結果

(公式タイム 1:23:49)
スタートロス 26.06
20'40"92 (4'03"58 - 4'03"84 - 4'12"65 - 4'08"65 - 4'12"20 -
20'51"60 (4'11"11 - 4'10"09 - 4'09"86 - 4'08"03 - 4'12"51 -
21'08"97 (4'13"56 - 4'11"82 - 4'14"32 - 4'15"69 - 4'13"58 -
20'52"98 (4'15"48 - 4'10"31 - 4'07"79 - 4'11"51 - 3'55)

※ 最終ラップは時計を止め損ねたので、公式タイムからの推測値 & Garmin計測上は1km未満

結果を振り返って

このタイム、去年のつくばマラソンの20km通過タイムよりも遅いタイム。
今日がペース走という位置づけだったのならバッチリなタイム設定だったのですが、マジレースとして挑んでこの結果。

長い距離に不安は残すものの、20km/ハーフまではそこそこ走れるだろうとと思っていたので、この結果には少しショック。

呼吸器系の方が辛かったので、脚のダメージはあまり気になっていませんでしたが、終わってみるとこちらも全然余裕があった訳ではないのがよくわかる。

つくばでのサブスリーは黄信号、、、というか赤信号が点灯しだした感じです。
気温が下がってきたところでどこまで走れるようになるか。
冷静に記録を見返してみると、ボロボロ、というほどまでは悪くなかった気はしてきましたが、走っているときはホントに「この調子ではつくばには間に合わない。最悪DNSもあるかも」位のことが頭をよぎっていました。
あくまでサブスリーを狙うのか、堅実にPB狙いにいくのか(それだって簡単ではないですが)。真面目に腹をくくらないといけないかもしれません。

大会自体の感想

最後に、恒例のレースの感想を箇条書きで。

  • 学生のエリートランナーの走りを間近で見れるのは最高に刺激になる!
  • 制限時間は湘南よりも緩いものの、アスリート系レースとしての雰囲気は、こちらの方が上
  • 参加人数も少ないので、トイレも混雑せずに、ゆっくり準備ができる
  • 周回コースなので、1周目で感覚をつかんで、2周目以降はその記憶を元に走れるので精神的に楽。飽きるという意見もあるかも知れませんが、そもそも私は、普段から駒沢公園のぐるぐる走を苦にせずやっている人ですので(^^)。
  • 給水はちと不足気味。今日の私の状態は特別にしても、この時期は暑くなることも多いので、もうちょっと何とかして欲しいところ。
  • スタートの狭さはちと辛い。まぁ、とは言っても、参加人数も多くないんで最初だけの話なので目くじらを立てるほどではないかな。でも、並び順が所属チーム順というのはどうなんでしょう?素直に申告タイム(または持ちタイム)順にした方が、、、

などなど。

ということで、自分の走りは満足のいくものではなかったですが、大会自体はかなり気に入りました。
むしろ、湘南のハーフより気に入ったかも(^^)。
湘南もハーフの部をエリート志向にしたいのなら、やっぱり公認大会にしないとダメなんじゃないかという気がしました。せっかくコースは公認なんだし。
てことで、来年も湘南じゃなく、こっちに出るかな♪とか考えてみたり。

 

何にせよ、これで今年の秋のレースシーズンもスタート。
記録を狙いにいくのは後はつくばマラソンだけ、といいつつも、調整レースも踏まえてしっかりと仕上げていかないと!

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Comments

  1. レースお疲れ様でした。レース前はとてもリラックスしているように見えましたが、マジレースという位置づけで参加されていたんですね。42キロ走った後に疲労が抜けなかったり、仕事が忙しかったりでここまで順調でなかったことがタイムに影響したんだと思います。
    つくばマラソンでのサブスリーは難しいかもしれませんが、2月や3月の大会にならこれからの練習次第では何とかなると思います。
    「大会自体の感想」を読んで、真琴さんの指摘されている通りだなと感じました。

    2012 年 10 月 22 日 21:36 posted by ローズ

  2. >ローズさん
    コメントありがとうございます。
    大抵皆さん、内心はともあれ、「まだ時間はあるし大丈夫」的な励ましの言葉をくれるものですが、さらっと「つくばマラソンでのサブスリーは難しいかもしれません」と言ってくれるあたり、とっても「らしい」コメントです(笑)。
    あっ、皮肉や嫌味じゃないですよ、念のため(^^)。

    ま、実際、そんな甘くはないですよね。でもまだ完全に諦めた訳ではありませんよ。
    これでも、結構悪あがきは好きな方なんで(^^)。

    2012 年 10 月 23 日 08:23 posted by 真琴

  3. 通りすがりの者です.
    レースお疲れ様でした.
    ふむふむ,自分と同じ速さくらいだぞ・・・
    と読んでいたら,ゴールタイムまで同じくらいじゃないですか^^
    自分はこのあと,手賀沼~湘南ハーフ~上尾シティに出ます.
    お互いがんばりましょう.

    2012 年 10 月 26 日 13:38 posted by たくや

  4. > たくやさん
    コメントありがとうございます。
    なんと! それは奇遇な!てことは、前後でゴールしていたってことですね(^^)。
    (やたらに目立つ、青地に黄色の◯のユニフォームが記憶にあればそれが私です(^^))

    早速明後日に手賀沼、その後もハーフが続くんですね。
    私はこの後ハーフを1本挟んだ後(世田谷246)、つくばに挑みます。
    お互い頑張りましょう♪

    2012 年 10 月 26 日 20:09 posted by 真琴

  5. 覚えてます!!
    あのマルは何だろうと思いながら走っていました.
    何人か,同じユニフォームの方おられましたね.
    ちなみに,高島平は1時間23分35秒でした.
    手賀沼は,ネットで1時間26分50秒ほどでした.
    徐々に調子を上げて,週末の湘南ハーフを頑張ってきます.

    つくば,頑張ってくださいね.

    2012 年 10 月 29 日 13:01 posted by たくや

  6. > たくや さん
    てことはやはり、ちょうど私の一つ前くらいのゴールですね。
    手賀沼、高島平から順調にペースを上げれたみたいですね。その調子で湘南ハーフも快走してきてください!
    私は走りませんが、湘南ハーフにもお仲間が何人か◯シャツで出没していると思いますので、見かけた際はよろしくしてやってください(笑)。

    2012 年 10 月 30 日 00:12 posted by 真琴






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