そして僕らは風になる〜走ることから学んだ夢をかなえる方法

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途中でへばってもいいんだ。でも、一歩ずつ確実に上がっていけば、時間がかかっても、頂上まで上がることができる

by 高橋尚子 (そして、僕らは風になるより)

長野マラソンの公式ページに載っていた、長野マラソン準備本特集で見つけた本。準備本なのに、長野マラソンが終わってからの読了(^^;)。

年中サンタのコスプレをして街をうろつく変な男と、フルマラソンを目指す運動音痴の高校生。そんな二人が出会い、ランニングを通して成長していくという物語。
そんな二人を支え、導くのが、実在の歴代マラソンランナーの名言達。

運動音痴の高校生は、何故フルマラソンを目指すようになったのか? そして、主人公の中年男は、何故年中サンタの格好をするようになったのか?

 

ジャンルは小説、、、というより小説形式の自己啓発書、のようです。

走ることから学んだ夢をかなえる方法 そして、僕らは風になる
田中 渉
4838719515

 

読み始めは正直「小説としてはイマイチかな」という感じだったのですが、気がつけば、読みやすさもあっていつの間にか引き込まれてしまいました。やはり実在アスリートの言葉は重みが違います。

冒頭に引用した言葉以外にも、

  • 「一歩一歩がチャレンジで、だからこそ人生は面白い(byマイケル・ワトソン)」
  • 「変わらなくては前に進めないことってある(by有森裕子)」
  • 「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ。やがて大きな花が咲く(by高橋尚子)」
  • 「レースは速いランナーだけのものじゃない。走り続ける人のためにある(NIKEのランニングのポスターより...あっこれはマラソンランナーの言葉じゃない(^^;)」
  • etc, etc

他にも、まだまだあります。本当に心に響く言葉が盛りだくさん。きっと皆さんにとっても力になる言葉が見つかるはずです。ランナーの皆さんならなおさら共感できることでしょう。自己啓発書の一種というジャンルに分類されているのも納得で、前向きに生きる力がもらえます。

(ちなみに長野マラソンの時に力をもらった「ゴールする私の顔をよく見ていてほしい。今まで努力してきたすべてがそこにあるから(by 有森裕子)」はありませんでした。残念!)

 

読み始めとは裏腹に、読了した今では、手元に置いておきたい一冊に格上げされました♪ ランナーの皆様にはぜひお勧めの一冊です。

この本の詳細を知りたい方には、こちらのサイトにあるPodCastによる紹介もお勧めです(http://www.sinkan.jp/radio/radio_771.html)。これを聴いたら、この本を読みたくなること請け合いですよ♪

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Comments

  1. 勇気がでました。

    2011 年 1 月 11 日 18:36 posted by Lee★

  2. > Lee★ さん
    コメントありがとうございました。
    コメントが何故かスパム扱いされてしまっていたため、確認が遅くなりまして大変失礼しました。

    本物のアスリートの言葉には本当に勇気づけられますよね♪
    私も何度も勇気づけられました。

    2011 年 1 月 25 日 09:13 posted by 真琴

  3. もう少しで中学生だけどもっと足が
    速くなれる方法とかありますか?
    あったら教えてください。

    2011 年 2 月 9 日 20:24 posted by Lee★

  4. >Lee★ さん
    まだまだ無限の可能性にあふれていますね。羨ましい!
    私も競技者としては大したランナーだったわけでもないので、「速くなる方法」とかは教えられないのですが(逆に私が教えてもらいたいくらい(^^))、大事なのはとにかく走ることを楽しむ気持ちを忘れないことだと思います(市民ランナーであっても競技者ランナーであっても)。
    それさえ忘れなければきっと結果はついてきますよ♪

    2011 年 2 月 10 日 20:30 posted by 真琴






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