ハーフ自己ベストへの挑戦@湘南国際マラソン

レース/大会

湘南国際マラソン
湘南国際マラソン(ハーフの部)を走ってきました。
制限時間90分という仙台を超えるマジレースです(ハーフ90分切りはまだ一度しか達成していません、わたくし)。

今日は寒くもなく暑くもなく風もなく、と絶好のコンディション。コースもアップダウンがあるとはいえ、世田谷とは比べものにならないほどの緩やかのもの。
ここで記録を狙わないでどこで狙うんだと言うほど条件の整ったレース日和でした。

ハーフのベストは2年前の浦安で出した1時間28分50秒。それもとんでもない強風の中で出した記録なので、コンディションさえ整えば充分狙える記録ではあるはずです。

いざ湘南へ♪

眠い目をこすりながら始発で出発。
東海道線は混雑で立つ羽目になることを覚悟していましたが、時間か場所がよかったのか、思いの外空いていて座っていくことができました。品川ではがら空き、川崎からでも座っていけた感じです。横浜を過ぎてからは、徐々に増えて最後は通勤ラッシュ並みに。
レースに向けてこの1時間を座れるか、立っていくかはかなりの違いなので、ラッキーでした♪

二宮駅からは徒歩で3kmちょっと。
走っていけばちょうどいいアップになるかと思いましたが、お祭りのように人混みが歩道を埋め尽くしており、とてもじゃないけれども走っていくなど無理でした。結局、ホームから駅の外に出るまで20分、そこから会場まで30分くらいかかってしまいました。始発で移動してなおこのアクセスの悪さだけはちょっといただけないです。

スタート〜序盤戦

ハーフはAブロックからのスタートなのですが、スタート30分前では既に遅く、Aブロックの一番後ろからスタート。スタートロスは35秒程度。その後も混雑は続いていましたが、隙間をみつけてはガンガン前に出る積極的(?)な走りの甲斐あって、最初の1kmから自分のペースで走ることができました。

それにしても、このコースは本当に眺めがいい。右手に湘南の海を眺めながら、気持ちよく走れます。折り返してからはそんな余裕は全く無かったですが(^^;)、序盤は本当に気持ちよく走れました♪ ラップもいい感じに刻めています。

折り返し

折り返しでフルのメンバーと別れると、一気にランナーがまばらになります。というか、気がつけば目の前はお仲間のランナーでした。何か、これだけまばらなの中を走っていると、トップ集団(ばらけているから集団とは言わないか)で走っているような気分もしてきて何だか新鮮な気分でした(^^)。そして折り返した後は、対岸を走っているフルを走っているお仲間達とエール交換。一昨年のつくばのときもそうでしたが、こういう折り返しで仲間とすれ違うのは本当に勇気づけられ、ついついペースも上がってしまいます。

ちなみに折り返してからは、フルの距離表示しかないので、ハーフでの距離表示は完全にGarmin君だより。おかげで何度かラップを見落としちゃいました。

我慢の後半戦

13km過ぎ辺りからは、両足ともふくらはぎが張ってきます。いつ攣ってもおかしく無さそう。ふくらはぎに負荷が集中しているのはフォーム的に(ハムストリングが使えていないということなので)よくないというのは重々承知なのですが、去年の故障の後遺症で未だ右脚の太腿には違和感というか爆弾を抱えている状態なので、あまり太腿に負荷を与えるわけにもいかないのです。さて、ここからはペース配分をひとつ間違えると大失速しかねないな。注意していかないと。

ペースも正直にこのあたりから落ち始める。それでも、ハーフを90分で走るためのキロ4分15秒ペースは下回っていないのだから、充分許容範囲内でしょう。

10kmランナーとの合流

15kmか16kmを過ぎた辺りで、明らかにスピード感の違うランナーが突如現れる。遅れてスタートした10kmの部の折り返しと合流したらしい。この辺りにいるのは10kmの部の上位ランナー。後ろからばんばん抜かれます。でもおかげでリズムを取り戻せました。もちろんついていけるわけはないんですが、それでも引きずられてペースを上げることができました。若干ですけど。

10kmと合流したといっても、まだまだ集団はまばら。前方のランナーを1人ずつ捕らえるつもりで、ペースを維持します。しっかし、このレベルになると、ランナー1人抜くのも一苦労です。もっと後続の集団なら、ちょっとギアチェンジすると面白いように抜けるのですが、ペースを上げているにも関わらず、なかなか差が縮まらなかったりするんですよね。

終盤戦〜ゴール

10kmの部と合流した後は、残り○kmという距離表示が復活。そこで残り距離と時間を計測すると、、、27分台はかなり厳しい。とすると、自己ベストは、、、ギリギリってところか。残り5km、4km、3km、2km、、前半あれだけ調子よくいいラップを刻んでいたにも関わらず、残りこれだけになってもまだ自己ベストを確信できないってか。ラストスパート分を加味すれば、恐らく超えられるだろうけれども、問題はどれくらいか、か。今日のコンディションを考えたら、今更1秒や2秒更新したところで、嬉しくもない。

最後は朝歩いて登ってきた急坂。長さはそれほどでも無いとはいえ、限界寸前のふくらはぎには堪えるぜ……。何とか登り切って、後残りは200mほど。いつもの切れ味は多分なかったけれど、それでも懸命のラストスパートでゴール。

タイムは、、、手動計測で1時間28分23秒。自己ベスト27秒更新。
ふぅ。27分台を出したかったけという気持ちもあるけれども、まぁこれが今の実力か。素直に喜んでおきましょう。

スタートロス 35'24
〜 5km 20'35"48 (4'05"24 - 4'03"30 - 4'08"43 - 4'08"51 - 4'10"96)
〜10km 20'31"38 (4'08"03 - 4'06"78 - 4'05"51 - 4'04"69 - 4'06"37)
〜15km 20'53"48 (4'00"80 - 4'07"80 - 4'14"80 - 4'15"19 - 4'14"89)
〜20km 21'00"18 (4'15"09 - 4'10"63 - 4'12"05 - 4'12"05 - 4'10"60)
〜Goal 4.45.58 (4'02"60 - 46"58 ......多分誤差あり)

 

走り終わった後は、完走メダルをいただいて、着替えを済ませた後はマッサージ。10kmやハーフは人数が少ないから、混雑する前にマッサージを受けれたのは役得ですね♪ 完走メダルも、メダルをもらえる大会に参加したのは初めてだったので、嬉しかったです。
medal

湘南国際マラソンの感想

この大会、人気大会であると同時に、参加料をぼっているだの、会場へのアクセスが悪すぎるなどの悪評も多いのですが、実際に参加してみて、、、やっぱり人気の大会である理由がよく分かった気がします。

それに湘南海岸を横目に見ながらというロケーションは、本当に最高でした♪ コースも最後の坂以外は走りやすいですし、運営もあの人数を裁いているということを考えればしっかりしていたと思います。

確かに会場へのアクセスは悪いのですが、会場への誘導係にかなりの人員を割いていましたし、開始時間をあれより遅らせるというのも多分難しいんでしょうね。もし遅らせるんだとすると、制限時間を今より厳しくするとかしかなくなっちゃうだろうし。
(そういえば、ハーフの制限時間90分。タイムの証明書の義務とかがなく全て自己申告だったせいか、500人のエントリーのうち、90分を切れなかったランナーはかなりいたような気がします。正式な結果が発表されないと分かりませんが、実は半分くらいしか切れていないのでは?という疑惑が……。なんか、明らかに場違いな格好をしたランナーもいましたし(上下ジャージを着込んだ女子とか……。その格好でハーフ90分切りする女子って恐ろしすぎるぞ??))。

 

ということで来年も是非、、、といいたいところなのですが、今年はAPECの影響で1月開催になったから参加できたようなもの。11月開催だと、他の大会との兼ね合いで微妙なんですよねぇ。ひょっとしたらこれが最初で最後の湘南になるかもしれません。

それが分かっていただけに、今日自己ベストをきっちりと出せたことは本当に良かったと思います♪

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Comments

  1. 写真はメダルだったんですね!ラップをみると、後半だってそんなに落ちてません。さすがですね~。Jcomで放送を見つけた時は、TVにかじりつきでした。やっぱり仲間の走ってる姿を見つけると、超興奮状態、鳥肌が立ちました。居てもたってもいられず、走りに行きました。湘南の海沿いの道は単調で面白くないのかと思ってたけど、景色がいいのですね。来年のレース候補に入れておきます♪お疲れ様でした。

    2011 年 1 月 24 日 17:38 posted by みぎ姉

  2. >みぎ姉さん
    ありがとうございます! Jcomの放送でわざわざ姿を探してまでいただいて恐縮です(^^)。
    そうなんですよ。確かにペース、そこまで落ちてはいないんです。普段だったら、イーブンペースと言い切ってしまってもいいくらいだと自分でも思います。でも、ここから先、更に上を狙うには、このほんのわずかな差が響いてくるんだとも痛感しています。って贅沢言いすぎか(^^;)?
    ちなみにコース、確かに単調は単調なんですけどね。ひたすら真っ直ぐですし。でも、あの景色は一度くらいは体験してみるのは悪くないと思いますよ。

    2011 年 1 月 24 日 21:57 posted by 真琴






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