3年がたちました

ランニング雑感

気がつけば、数日前の3/10で駒沢に引っ越してきて丸3年。すなわち、継続的に走るようになってからも3年が立ちました。

 

それまでも全く走ってなかったわけではなく、多摩川を走ったり、ジムでトレッドミルを走ったりということをたまにやっていたりはしたのですが、いかんせん単発で長続きしませんでした。多摩川に出るまでだけで往復10km弱くらいあったし、ジムも最寄り駅の一個隣の駅ということで、近いようでちょっと気軽にというには微妙なところでしたので、走りに行くのに毎度いちいち気合いが必要だったんですよね。

それが現在の駒沢に引っ越してきて、ランニングのメッカ駒沢公園まで500mくらい。それも駒沢公園は夜でも安心して走れるという素晴らしい環境で、会社帰りにも気軽に走りに行けるようになりました。周回コースですので、走りながらでも調子を見て距離を調整することができるというのも、より気軽に走りに行ける要因になっています。

「走るのはどこでも出来る」とは言いますけど、こういう気軽に走りに行けるコースがあるかどうかというのは、ランニング・ジョギングを継続して楽しめるかというのに、意外に重要なんだと身に染みて感じております(特に走り始めたばかりの人には)。

 

でも、当時は別にフルマラソンを走るなんて欠片も思っていなかったんですよね。
社会人になって運動不足や体重増加を切に感じるようになって、その解消のためにちょっとランニングでもしておくか、くらいの気持ちで。もともと高校時代は陸上部なんぞに入っていたくらいだから走ることは別に嫌いじゃなかったし。

 

でも、せめてハーフマラソンの完走くらいは出来るようになりたいな、とは考えていました。

フルマラソンに興味なかったとはいえ、全く運動経験のない人でも完走したりしている、ということくらいは知っていたので、ハーフマラソンくらいは完走できないと元陸上部員としては格好つかないでしょう、てことで。

で、元々は多摩川のハーフマラソンの大会を目標にしていたんですよね。多摩川の何度か走ったことのあるコースが会場だし、駒沢からも遠くないしで。

そしたら、何と家から徒歩圏内の駒沢公園がスタート・ゴールになるという大会が同じ日にあるということを知って、しかも公道を封鎖して走れるという魅力もあり、そちらを目標にすることに。それが言わずとしれた世田谷246ハーフというわけです。

 

それから短い時間で、ランに対する環境・スタイルはずいぶんと変わりました。

初ハーフを無事完走して、でも最後ヘロヘロになった反省から「次はもっと速く」と欲も出てきて、フルマラソンに対する思いも「全く興味がない」から「東京マラソンに当選したら走りたい」に変わり、世田谷246ハーフは翌年には公認大会へとグレードも上がり、そのサポートイベントであるランニングクリニックを通じてたくさんのラン仲間と巡り会え、気がつけば会社の同僚や大学時代の友人などにも走る仲間ができ、そんな仲間達に刺激を受けながら「東京マラソンに当選したら〜」が「東京マラソンが現れるまでは人気No1だった長野マラソンを走る!」という決意に変わって初マラソンを完走したのが去年の4月。

2007年、2008年は世田谷246ハーフマラソン1本だけだったレース参加も、2009年は駅伝・トラックレースを合わせてなんと11レースに参加。秋にはフルマラソン2レース目も走り、夢の記録であるサブスリーが視野に入ってくるほどの記録を出せました。この短い期間で随分と遠くまで来たものです。

 

でも、走りに対する基本的なスタンスは変わっていません。走るのはあくまでも健康維持のためと、楽しむため。「走らなきゃ」と強迫観念に駆られるようでは本末転倒。走ることがストレスになるくらいでしたら、思い切って休んでしまっても全然OKだと思っています(もっとも12月・1月あたりはそれが極端に傾きすぎて、その期間に蓄えられてしまった脂肪の処理に現在悩まされています(^^;))。

これからも、このブログのタイトルの由来通り日々気ままに、でも、気ままなりに高みを目指して走っていきたいと思います♪


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