時計を忘れて走りに行こう

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「汚れじゃありません。デザインです」で一躍話題になってしまった湘南国際マラソンのTシャツですが、背中にはランナーに向けたエールというかメッセージが刻まれていました。しかもその内容は1人1人違っていて、全部で10種類あったようです。

私も前のランナーが着ているのを見ながら「結構しゃれた文章だよなぁ」と思いながら走ったりしていましたし、私のラン仲間の中にも、収容バスに乗ろうとしたけれどもこのメッセージに励まされた（というか、脅された？）おかげで、ゴールまでたどり着けたという人もいます。

となると、10種類ってどんなのがあったんだろうと気になるのが人情。公式サイトには例しか載っていなかったんで、色んな人のブログを覗きながら10種類探してみました♪

「苦しさはやがて消える。あきらめた事実は永遠に残る。」

これが先に挙げた、リタイアしようとしたお仲間の気持ちを引き留めた言葉。これもそのお仲間のセリフですが「収容車に乗るのにも勇気が必要」という言葉にも共感大でした。

「42キロ、人生のたった数時間。」

これは私もレース中に見かけて、洒落た一文だよなぁと思ったフレーズ。長い人生の中のたった数時間。それくらい馬鹿みたいに青春するのも、とことんもがくのもありでしょう♪

「今のジブンを追い越せ。」

自分の参加賞Tシャツに刻まれていたのはこれでした。レースはマジレース仕様のノースリーブで走っていたんで、大会終わった後に見ました(^^;)。常に今の自分より一歩先を目指す。大事な心がけです♪

「下を向いたらゴールは見えない。」

ものすごく単純な割に何気に染みる言葉です。
前を向く。気持ちの面でもそうだし、実際前を向くだけでタイムは絶対上がります。経験上。

「休むのはゴールしてからでいい。」

「ゴールは必ずくる。」

「ゴールの先に何が見えるか。」

ゴールシリーズ3連発。
さっきのもそうですが、やはりゴールラインを意識したメッセージの比率が多かったみたいですね。
でもハーフの場合、ゴールがこない人がいっぱい居ました(^^;)。

「ジブンのすべてをコースに刻め。」

これまた、一際熱い言葉です。「ジブン」とカタカナなのがまた。
有森裕子さんの「ゴールする私の顔をよく見ていてほしい。今まで努力してきたすべてがそこにあるから」という言葉を思い出しました。

「気力に限界はない。」

最後にものを言うのはやっぱり気力ですよね！……ってのには賛成ですけど、他でも突っ込まれていましたが、いや、限界はありますって、さすがに(^^;)。

と、ここまでで9個。ここまでは割合すんなりと見つけられたのですが、最後の一個をブログとかに書いてくれている人がなかなか見つからない。実はレアな一品が隠されていたりしたのか？などと考えながら探していてようやく見つけました。

「とりあえずお先にどうぞ。」

............。え？
何か、これだけ酷くない？　他のと随分毛色が違くない？
なんというか、逆にテンション下がるような……。
まぁ、目的は着ている本人と言うより、後ろにいるランナーに向けてのメッセージだという意味では間違いでもないんでしょうけど。。。

というわけで、何か意図せず落ちがついてしまいました(^^)。

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