7年越しの夢@初めての東京マラソン

レース/大会

7年越しの夢、初めての東京マラソンを走ってきました♪
結果は、後半大きく失速しての3時間7分。
サブスリーどころか3時間5分、そしてセカンドベストの3時間6分台にも届かない結果に終わりました。

でも、大会自体は噂に違わぬ感動のレース。これほど走りがいのあるレースはそうそうなく、ある意味このタイミングで走れることができて、本当に良かったと思います。

 

1月に股関節を痛めてしまい走り込みがほとんど出来ていない状態で挑むことになった東京マラソン。にも関わらず、大田原に続いてのサブスリーという欲を捨てられないままスタート。
おまけにスタートの紙吹雪に、直後から早速の大声援、近い位置にいて視界に入る何人ものお仲間ランナー達、そして文字通り途切れることのない沿道の大声援にテンションが上がりっ放し。序盤が下り基調ということもあって「自重しなきゃ」と重々意識していたにも関わらず、オーバーペース気味に。
結局10kmを過ぎて落ち着いたものの、25km以降は順調にペースダウンしていき、最後はアップダウンの度に脚が痙攣を起こしそうになり、スピードダウンさせて落ち着かせるという展開を繰り返してヘロヘロになりながらのゴールでした。

スタートロス 0:00:19
05km 20:46
10km 20:47
15km 21:02
20km 21:16
25km 21:35
30km 22:15
35km 23:17
40km 24:31
Last 11:12
--------------------------
Finish 03:07:00 (3:06:41)

35km以降のタイムは、歩いてしまったレースを除けば過去最低レベルの失速ぶり。
振り返れば反省しか出てきませんが、冷静に考えれば、セカンドベストにかなり近いタイムでもあります(セカンドベストは2009つくばの3:06:48。まぁネットで見ちゃうと更に1分近く差がついちゃいますが)。

おまけに、大田原でサブスリーを達成する前の2年間では、3時間12〜15分が3回。
安定しつつも3時間10分を切れない記録を連発していたという事実を顧みれば、本来ならばそこまで悲観的になる結果でもないはず。

逆にあそこまで失速してなお3時間7分で踏みとどまれたというのは、そしてこの記録でここまで悔しく感じているということ自体が、それだけ自分が成長した証でもあるのかな、と。

 

そして、レース展開はともかく、大会自体はホントにテンションが上がりました。

沿道を埋め尽くした大観衆。文字通り、1カ所たりとも途切れることのない声援。
2カ所もある長い折り返しでの、共に走る仲間達とのエール交換。
遠くからでも励みになる大きな風船を目印に、何カ所にも別れて声援を送ってくれる仲間達の大応援団。
トレードマークの○シャツを見て「オーリンゲン(私のラン仲間達のチーム名)頑張れ〜」と声援を送ってくれる方々(チームメンバーの皆さんが色んなところで交流を深めているおかげで、チームオーリンゲンの知名度も着実に上がってきている模様です(^^))も多数。

走っていて本当に幸せを感じてしまいます♪

特に仲間の応援団の前にくると自然にペースが上がりますね。
終わった後、一緒に走った仲間とも話していたのですが、見栄を張って格好つけているとか、そういうレベルの話ではまったくなく、本当に自然と。

これだけの仲間が一緒に参加して、そして大規模応援団が結成されるのも、横の繋がりが強い仲間内でも、この東京マラソンと地元世田谷246ハーフくらい。

本当に沿道の応援の皆様、そして素敵な仲間達に感謝です♪

 

今回はホントにそのひと言に尽きるので、いつものレース展開を追ったレポートはなしにして、その他、備忘録的に小ネタを思いつくまま。

  • スタートのランナーゾーンに入るまでの受付行列が尋常じゃない!
    ボストンマラソンの事件の影響で、スタートエリアに向かうには荷物チェックの受付を通ることに。チェック自体はそんな大したことではなかったものの、そのための行列がエラいことに!
    荷物を預けた後はいったん外に応援の仲間たちと合流する予定でしたが、一旦出てしまうとまたあの行列に並び直す必要があり「とてもスタートに間に合いそうにない!」と断念。
    準備も大分慌ただしいものになってしまいました(おかげでブログに載っける写真もほとんどなし)。
  • 先日の新都知事選は、ランナーにとっては東京マラソンのスターターが誰になるかを決める選挙になるかと思いきや、、、当の舛添芯都知事はソチに行ってしまって、イマイチ盛り上がりにかける結果に。
    仲間たちと「いっそのこと森さんあたりが『今日は大事な日なので転ばないでください』とでも挨拶しながらスターターを努めたらきっとウケがとれたのに(笑)」などとくだらない話をしていたスタート地点でした(^^)
  • スタートとともに舞い上がる紙吹雪は間近で見るとメチャクチャ感動しますねぇ(陸連ブロックなので、すぐ真横からの噴出でした)。思わず1枚キャッチしてみると、ちゃんと花びらの形になっていることに更にビックリ♪
  • このコースはイマイチGarminの計測が当てにならない。
    ビルが多くて衛星をうまく拾えていないのか、道が広いので最短距離を走るのに比べて走る距離を相当ロスしてしまっているのか。大体10kmで30秒近くロスが出ている感じ(スタートロス26mなのに、42.7km走ったことになっている)。いずれにせよ、このコースは手動計測の方が向いているのかも
  • ちょうど40km地点で、渋井陽子選手を追い抜く。こちとら既にキロ5を大きく下回るまでに落ち込んでいたというのに、それに抜かれるほどの大失速。あのレベルのランナーがここまで落ち込むとは! むしろ、リタイアを考えてもおかしくなさそうなものなのに、よく走りきったものだ
  • ランナーズアップデートの速報タイムが3:07:00になっていて、上記の記録計測もそれに準じているのだけど、手元の計測は3:06:57なんですよね。速報だし、もういっぽうは手動計測だし、誤差があるのは分かるけど、3秒もずれるか普通??
    でもって、ゴールシーンムービーを見るとやっぱり57秒だよね。まさか、実は3枚目のブルーシートがゴールって訳じゃないだろうな(^^;)

色々書きましたが、結果はともかく、噂に違わぬ最高の大会でした♪
倍率が今後変わらなければ、次走れるのは10年後か(笑)?


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